尾崎豊…死を直前に彼は何を願ったのか？ 霊視と考察

1992年4月25日（土）

早朝、当時の尾崎豊の自宅であるマンションから、

約500メートル離れた、

足立区千住河原町の民間の軒先に全裸で傷だらけで住人に発見された。

５時４５分頃、通報で豊田区内の病院に運び込まれ、

診断した医師は
「生命に関わることも考えられるので専門家に

診てもらったほうがいい」
と診断したが、

尾崎豊は妻と兄とともに自宅マンションに戻る。

しかし、10時頃になって容体が急変し、呼吸が止まっているのに気づいた

家族が約１時間後の11時9分に119番に通報。

日本医科大学附属病院で手当を受けるも、

午後0時6分に26歳の若さで死去。

死因は、

大量の覚醒剤服用（薬の多量摂取による急性ﾒﾀﾝﾌｪﾀﾐﾝ中毒）

が引き起こした肺水腫と結論づけられている。

20歳になり、

方向性を見失い突然無期限活動休止宣言をし単身渡米しました。

当時曲を生み出すことに苦労していたと、、

1987年12月22日　覚醒剤取締法違反容疑で逮捕

1988年１月11日 　覚醒剤取締法違反で起訴

1988年5月12日  　一般女性と結婚

《霊視と考察》

私が思ったのは、

司法の場では違法薬物を使う事は犯罪ですが、

通報が義務づけられていないので、

刑務所に入れる事ではなく、

周りが犯罪と見て反省を求めるのではなく、

苦しんで辛い生身の人間なんだと、

病気として、

病院で治療する選択をしてほしかったなという思いはあります。

尾崎豊からすれば、

自分が行く場所は悪い大人の元しかなくて、

過酷な環境で、

助けを求められる環境ではなくて、

人を信じたら傷つき、誰にも期待せず頑張っていて、

興味本位や、そんな大人への反発でもなく、

対人関係の辛さを埋める為、

生き延びる為に、

法の壁を破ってでも、やるしかなかった。

悲しいくらい不器用で、、

尾崎豊でい続けようとした。

結婚して長男が生まれても、夫や父親というより

「尾崎豊」だった。

息子である裕哉さんが父親に対して"憧れ"と言うほど、かっこよくて、、

ミュージシャンになって、

父親の楽曲を継承されつつも、裕哉さんの歌詞や曲も

多くの人を元気にしてくれると思います。

尾崎豊からしたら、

息子が自分の歌を歌い、世間から父親に似てると言われる事に

心配と言うか、尾崎裕哉というミュージシャンとして、

「お前の歌を歌っていんだよ？」
って思ったんじゃないでしょうか。

歌も続けながら「俳優」も向いてるんじゃない？って、、

英語も堪能ですし、

尾崎豊が見れなかった景色を見てほしいなと思います。

《尾崎豊は亡くなる前に何を思い、願ったのか？…》

1991年12月29日

母親の絹枝さんが突然、朝露駅のホームの階段を降りた、

下から2、３段目でうずくまっていたのを

駅員が気づき、呂律が回らなくなって、心臓が停止し亡くなりました。

尾崎豊には、

本当はこんなところもあるよっていうのを、

誰よりも知っていて、支えてくれたお母さんの死に、

生きる意味を考え、

歌い続けようと頑張りながらも、

お母さんに「ありがとう」とか、

「ごめんね」とか、

どんなに伝えても、

明るく返してくれていた、

お母さんからの声が聞こえてくる事はなく、

「お母さんは尾崎豊という息子がいて幸せでしたか？」

と聞く術もなくて、

「また明日ね」ではなく「さようなら」になってしまった。

「大の男がみっともなく、声を上げて泣きたい」

それは、

お母さんが望んでいなかった事なので、

自分を壊して、

狂って、

記憶を消さないと辛くて生きていけなかった。

食生活は乱れ、飲酒が増えていく…

眠って、目を覚ますのも恐怖で…

自分を責め、自信を失い、

それでも尾崎豊として頑張るのを繰り返していた。

お母さんに、もう会えない孤独と寂しさで、

張り詰めた糸が切れるように、心が悲鳴を上げてしまった。

最後に見た景色は、

まるで昔の写真のように色褪せていて、
「明日なんか来なくていいから、

せめて、お母さんが亡くなる10分前に戻してくれないか？」






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posted by 管理人 at 12:00| 東京 ☀| Comment(0) | 考察系 | |